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高校B日程入試終わる

 冷たい雨が降る中、高校B日程入試を行いました。これで、平成25年度の高校入試はすべて終了しました。選抜特進788名(510名)、特進258名(526名)、一貫選抜2名(0名)の計1048名(1036名)の志願者がありました。( )内は昨年度の志願者です。過去最高の志願者であった昨年度を12名上回りました。志願者の内訳を見ますと、選抜特進が増加し特進が減少しているように、受験者の層が変化してきていることがわかります。
 今年の9日の統一実施日の私立高校の志願者は、兵庫県は昨年度と比較して微増しているのに対し、大阪府は減少しています。本校の府県別志願者の内訳を見ましても同様の傾向が表れています。これは、大阪府の私立高校に対する就学支援制度の先行き不安感が影響しているとの指摘がありますが、大阪府公立高校の普通科が前期入試を含め2回受験できるようになったことも影響しているように思われます。さらに次の年度は学区の撤廃になります。これらの影響も気に掛かるところです。
 時には激しく雨が降る一日でした。折しも、きょうは二十四節気の「雨水」にあたります。「厳しい冬の間に降っていた雪が雨に変わり、川や池に厚く張っていた氷も融けて水になっていきます」。「雪に代わって、しっとりとした春の雨が降り始め、冷たく締まっていた土を徐々に潤します。土の中で眠っていた動物たちが目覚めるのももうすぐ」(くらしの暦)とされています。昔から農耕の準備を始める目安とされてきました。私たちにとっても、入試が終わり来年度の準備を本格的に始める時期になっています。