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「春は名のみの・・・」

 「春は名のみの 風の寒さや・・・」、有名な「早春賦(そうしゅんふ)」の一節です。立春も過ぎ季節は春ですが、きょうは今シーズン一番ともいえる冷え込みとなったようです。先月の28日ほどではありませんでしたが、校庭も少し白くなっていました。
 あすから高校入試が始まります。高3生以外のほとんどの生徒は3連休になります。それぞれ学年によって、この休みをうまく利用できるように課題なども提示されています。その課題をシッカリやりあげることはもちろんのことです。しかし、これは学年やクラスなど全体に提示されたものであって、各自の個別の課題は自分で設定する必要があります。自分の課題が未だ設定できていない人は、早急に行って下さい。日頃、なかなかまとまった自分の時間が作れないものですが、それができます。一学期からの総復習に挑戦してみるとか、ある特定の教科に絞って徹底して対策を練ってみる、また長編小説を読破するなどいろいろなことができると思います。もちろん、家でゆっくり過ごす時間も必要でしょう。その時に、お父さんやお母さんと「自分の進路について」、「新年度に向けての豊富」や「クラブ活動での目標」など、一つのテーマで話し合う時間を是非とも作って欲しいと考えています。自分の意見をハッキリ主張し、親の意見をシッカリ聞く、一致しない場合もあるでしょうが、お互いの主張・意見を理解するように努めて下さい。この休暇が、開花のためのスイッチになればと思っています。
 受験生にとっては、入試という「風の寒さ」が実感でしょう。が、梅は咲き始めています。桜の花咲く「春は」、もうそこまできています。健闘を期待します。