模擬テスト検証会
新年度へ向けていろいろな振り返りを行っています。その一つとして高校1・2年生の模擬テストの検証会を行いました。きょう行ったのは、いろいろな模擬テストを行っていますが、その中でも一貫選抜・選抜特進の生徒は全員、特進の生徒は希望者が受験する模擬テストについて行いました。模擬テストの中では難関とされているものです。各教科の過年度との比較や当該学年の年度比較などです。過年度比較では、56期生の高校2年生は中学改革後に入学してきた生徒、私たちは第2ステージの生徒と位置付けている生徒とそれ以前の第1ステージの生徒という違いもあります。第2ステージには一貫選抜と選抜特進がありますので、第1ステージの選抜特進だけと比較すると成績上位層が厚くなっています。それは当然のこととしても、1年生から2年生への一年間でどのように変化したかを見る年度比較では、学年進行とともに第2ステージの生徒は成績がアップしていることが判ります。いろいろな要素がありますが、その中の一つに、第1ステージは選抜特進だけ、第2ステージは一貫選抜と選抜特進という層の厚さの違いが挙げられると考えています。多くの生徒の中で切磋琢磨されることが、生徒の意識や頑張りに大きな影響を与えることになるということです。ちなみに、57期生の高1生は、56期生の高2生よりも生徒数が多く上位層も厚いという結果がでています。
いずれにしましても、上の学年が新しい峰をつくり、下の学年がそれを乗り越えていくという好循環の傾向がでています。これを続けていけるよう対策を立てていきたいと考えています。