重点は中間考査
いよいよ中間考査が近づいてきました。授業が終わった放課後、多くの生徒が交流スペースや学習コーナーで勉強している姿が見られます。先日の中学朝礼でも話しましたが、今の生活は中間考査を軸に組み立てなければなりません。4日間の考査のスケジュールも明らかになっています。21日から始まる中間考査に全力を傾注するために、生活のスタイルが特別な体制になっているかが問われるところです。今の重点は中間考査です。
4月から学習したことを総復習して臨む必要があります。今まで学習したことがキチンと整理されて理解し、定着させられているかかが問題になります。学習した時は分かったつもりでいても、もう一度見直すと出来ないことがあります。覚えたものはいつまでも記憶されているわけではないのです。覚えたものは忘れます。しかし、忘れた後に再び繰り返し学習すると忘れなくなり定着していきます。忘れると言っても、脳から完全に記憶が消去されるのではなく、思い出せなくなっているだけだそうです。無意識の世界に保存され「潜在的な痕跡」になっていて、学習を繰り返すとそれが暗記を助ける働きをするといわれています。復習の大切さはここにあります。「努力は嘘をつかない」ということの証明でもあります。また、学習の記憶は、主体性によっても左右されるといわれています。やらされているという気持ちで、しかたなしにするのと、意欲的、主体的に取り組むのとでは大きな差がでるようです。「よし、やってやろう」、この気構えも大切です。
中間考査を中心に据えた生活が、今求められていることです。