あと2日
中間考査も2日目が終了しました。考査は午前中で終了しますが、午後からも学校に残って学習している姿がすっかり定着してきました。学習コーナーも指定席になったように同じ生徒が勉強している姿も見られます。回りが一生懸命勉強していると、それに影響され頑張ろうという気持ちになります。集団の力です。家に帰って、一人で学習することも大切ですが、試験中のように時間が沢山ある時は、学校での学習と家での学習を上手く使い分けることも大切なことです。何よりも、学校では、分からないところがあれば、先生や友達に教えてもらえるという利点があります。しかし、試験勉強の基本は独習です。分からないところがでてきたら、自分で考えてみる、それでも分からない時は諦めずに違う角度から攻めてみる、出来るまで何度も何度も挑戦して分かるようになったという経験が必要です。覚えなければならない事項は口に出したり、紙に書いたりといろいろなアプローチをする方が記憶に残ったりします。
一夜漬けはすぐに忘れるといわれます。しかし、試験中ではそんなことは言ってられません。一夜漬けでも何でも、とにかく覚えなければならないことは覚え切ることです。忘れてしまえば、また覚えれば良いのです。遅かれ早かれ、記憶したものは忘れていきます。繰り返し学習してこそ定着するものです。兎にも角にも、試験中というものは非常事態です。日頃の家庭学習の延長ではダメです。時間も集中力も学習内容も特別なものでなければなりません。あと2日です。今まで経験したことのない学習に挑戦しましょう。この経験が、学力向上の階段を一つ上ることになるのだと思います。