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知力も体力も

 中間考査もいよいよ最終日を残すのみとなりました。一年生にとっては四日間の長丁場は初めての経験だと思います。ひと月半学習してきたことを総点検するのが今回の中間考査です。明日が終わればそれでおしまいということではありません。答案が返却されると、そこには各自の学習の状態が明示されています。そこからが、大切な取り組みが始まることになります。理解していたつもりがそうでなかったり、重要な事項を忘れていたりしていることが明らかになるからです。いわば、学習の診断結果が下されるのです。診断結果を放置していてはいけません。その結果に基づいて、今後の対策をどのようにするかが重要になってきます。この点はスポーツも同じことです。自分の長所を伸ばし、苦手や補強すべき課題に取り組むから、競技力が向上するのです。
 考査が終了すれば、2週間近く停止していた部活動も再開されます。運動部は県総合体育大会に向けての試合が本格化します。体を慣らしながらのコンディショニングが大切になります。ここでも最高のパフォーマンスを発揮できるように頑張って欲しいと思っています。
 季節は二十四節気の「小満」です。日ごとに上昇する気温に合わせて、万物の成長が著しい時期といわれています。木々も新緑から益々緑が濃くなってきています。「山笑う」から「山滴る」状態になっています。体を動かすにはベストシーズンです。知力にあわせて体力・技術力も成長させる季節にしたいものです。