本校の来年度入試
一学期の折り返しが過ぎました。各地で来年度入試に向けての説明会が行われています。本校も参加させていただいていますが、例年と少し違った様子がでているようです。といいますのは、今のこの時期は相対的に中学受験の相談が多く、夏を境に高校受験の相談が多くなってくるような感覚でいました。ところが、今の時期から高校受験の相談が多くなっているという報告を聞きます。もちろん、中学受験より高校受験の方が志願者が多いのですから、最終的には高校の方が多くなるのですが、時期のズレがあったように思います。高校受験を考えている生徒の出足が早くなってきていることの反映だと思われます。
本校の来年度入試は、中学はコースの募集人数、入試の日程や形態には大きな変更はありません。入試日程は前期A・B日程と後期日程と昨年と同じです。ここ数年採用するところが多くなってきている午後入試は行いません。ただ、今年の入試結果から一貫3クラス、発展2クラスになり、例年より難易度が上がりましたが、この傾向が続くと思われます。
高校もA日程とB日程で、昨年度と同じですが、募集人数は選抜特進を増やす方向で検討しています。選抜特進を増やす分、特進の募集人数が少なくなります。その結果、難易度が上がると予想しています。これは、今春の高校入試において、選抜特進の志願者が多く、そのうえに併願者で入学される方も多くなっていたという状況を判断しての結論からです。
細部は、説明会等で聴いていただくことになりますが、「孝道」をベースに「人間力」と「学力」を備えた「社会で活躍するリーダーの育成」を目指す教育理念は変わりません。