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順調に進む「個」の成長を目指す取り組み

 「個」の成長を目指す「夏休み」も各方面で頑張っている様子が伝わってきています。
 今年初めて実施しました名古屋大学でのサイエンスキャンプも無事終わったようです。NHKニュースでも取り上げられた、これまで観測が難しかった海底の地殻変動を探る新たな調査を行っておられる名古屋大学大学院地震火山研究センターの田所先生や伊藤先生に直接指導していただいたことは中学生や高校生たちにとって貴重な体験になったと思います。
 「最先端科学実験教室」の「研究者体験」も一週間の「研究」が終わりました。第一線で活躍されている研究者の方にマンツーマンで指導していただいています。この取り組みに参加しているのは高校2・3年生です。昨年もそうですが、直接進路にかかわる研究になっています。また、日本生物学オリンピックの本選に昨年本校から初めて1名の生徒が選ばれました。今年は2名が本選に出場します。いずれの生徒もこの「研究者体験」の経験者であることをみても、この取り組みが、本校の目指す「本物の学び」の推進力になっていることを物語っています。次週から第二タームの生徒がお世話になります。
 「本物の学び」や「体験」として、海外研修も行われています。高校生の3週間に及ぶNZ研修はあと10日程になりました。現地から元気な様子や活動の様子をメールで報告してくれています。中学生のカナダ研修も、いよいよホストファミリーとお別れです。親元を離れ、海外での生活はきっと「自立」の「促進剤」になることでしょう。
 いずれの取り組みも「進路のへや」、「国際理解」に報告されています。「個」の成長を目指す取り組みの一例です。