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高校OS&説明会に向けて・・・5

 連日この炎天下で熱戦が繰り広げられている高校野球も、残念ながら地元兵庫や大阪の代表校は敗れましたが、ベスト8が出揃いました。夏休みは、運動部、文化部とも全国大会を始め各種大会がたくさん実施され、多くの生徒が一生懸命汗を流しています。
 部活動は、諸外国にはみられない日本の学校の特徴といえます。施設・設備や予算、また指導者の問題など多くの課題を抱えていますが、生徒の学校生活を充実したものにしていることは間違いない事実です。共通の興味や関心を持つ同好の生徒が、教員等の指導のもと自発的・自主的に行うものです。「もっと上手くなりたい」、「もっと良い記録を出したい」と個人や団体としての技能向上に挑戦して「無償の汗」を流しています。そこには先輩・後輩の関係も生まれます。部の運営や課題遂行には自治力も問われます。これらを実践する貴重な場になっています。
 本校は「人間力」と「学力」を兼ね備えた生徒を育成すべく学校改革を行っています。「学力向上」を目指す取り組みと部活動は、相反する課題のように思われがちですがそうではありません。ここ数年ますます活発になってきています。県大会3位以上に相当する実績に対し「理事長特別表彰」がありますが、最近では在籍生徒の1割を超える生徒が受賞するようになっています。本校の目指すものは、上記で述べているように決して「勝利至上主義」ではありません。「学力向上」を目指す生徒と「部活動の実績向上」を目指す生徒が別という学校もありますが、本校では練習時間が短いなかでも選抜特進の生徒は頑張っています。また、牽引者になっているケースもあります。部活動に対する学校の姿勢も大切な学校選択のポイントです。