センター対策
中間考査も最終日を迎えるだけになりました。しかし、これからは、一つ終わったとといってもゆっくりしている間はありません。模擬テスト、学力推移テストなど、中学、高校を問わずテストが目白押しです。高3は大学入試もあります。
大学入試といえば、「センター試験」の出願も無事終わり、試験まで100日を切ったと「進路のへや」にも書かれています。年々入試に採用する私立大学も増え、国公立大学のためだけの試験ではなくなっています。「センター試験」を制する者が大学入試を制することにもなるといえます。本校でも、「センター試験」を重視し、その対策に力を入れているところです。
入学試験は言うまでもなく選抜試験です。ある得点分布に受験者が集中していては選抜できなくなります。ですから、多くの受験者がある中で受験者間に差をつけるような問題作成が行われます。易しい問題と難しい問題をバランスよく配置するとか、それほどの難問ではないが、問題量を多くして時間と競わせるなどの工夫が行われます。ましてや、多くの大学が採用する「センター試験」では、得点分布が高得点から広く分布するように工夫されています。8割、9割以上得点しないとダメな大学もでてきます。一定の学力層が受験する個別試験(二次試験)とはこの点が違ってきます。当然、記述式のテストではなくマーク式ですから、問題の選択ミスやマークミスといった独自の課題もあります。大量の問題文を早く的確に読みこなし、後からの見直しもスムーズに出来るような解答の仕方など普段からの対応が重要になってきます。分かっていたのに間違うという取りこぼしが「命取り」になります。
学力アップの取り組みと同時に、「センター試験」独自の対策が重要になってきます。