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来年度中学入試の特徴

 平成26年度雲雀丘学園中学の入試における最大の特徴は、一貫選抜(一貫)・発展の2つのコースで募集する最後の年になるということが上げられます。平成27年度入試、現在の小学校5年生からは、一貫のみの募集になるからです。雲雀丘学園の学校改革が第三ステージに入ることになります。
 来年度は、第二ステージ最後の学年、第三ステージへの橋渡しになる学年を迎えることになりますから、従来のコース制とは少し違った位置づけになるように考えています。従来は、中学3年間はコース間の移動は行いませんでした。なぜなら、高校進学時に発展から、特進と一貫と同じ進路目標を持つ選抜特進(選特)に分かれることになります。授業進度の違いを気にすることなく高校から新たなスタートを切ることが出来るようになっています。これが雲雀丘学園のコース制の特徴でした。これを、来年度入学する生徒は、第三ステージを展望し一貫と発展の両コースの授業進度、進む速さにあえて違いを出さず、深度、学びの深さにおいて一貫は深い学びを追究し、発展は授業展開によっては一貫と同じ深さを求めるものの、基礎・基本をシッカリ学ぶことに重点を置いた学習を行います。進む速さはほぼ同じになりますので、来年度入学生は、入学時点では一貫か発展に分かれますが、入学後の頑張りによって学年進行と共に発展から一貫へのコース変更が可能になります。
 3年後、高校進学時に発展がすべて一貫か選特になるようであれば第三ステージと同じ姿になります。これを目指す取り組みこそ、第三ステージの内容なのです。