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大阪府公立高校募集人数決定

 今朝の新聞に「全日制の募集1480人増 学区撤廃来春の公立高校入試」(朝日新聞)のみだしで大阪府公立高校募集人数が掲載されていました。先日行われた大阪府公私立高等学校連絡協議会での報告で「1480人増」は判明していたことですが、今回の発表で各校の募集定員が明らかになりました。兵庫県に隣接します大阪の旧一学区でみますと、北野・池田・箕面・北千里・豊島・高槻北で各1学級増になっています。北野は文理学科と併せて360人、箕面は国際教養科を含め400人、池田・北千里・高槻北は各400人、豊島は320人の募集になりました。400人規模(10クラス)の学校が増えてきたということと、文理学科を併設する10校が、茨木(320人)以外360人規模の学校になったということが目につきました。
 大阪府・兵庫県とも全体的な傾向は少子化ですが、来年度は中学卒業生が増えるという年にあたります。それに伴い、公立高校の募集は両府県とも増加しています。大阪の募集の様子を見ていますと、当然のことながら昨年度志願倍率の高かった学校で募集増が行われています。全体の募集人数は昨年度の卒業生との比率で計算されますが、募集増は40名の学級単位で行われます。その1学級がどこの学校で増加するのかということが、微妙に入試に影響してきます。この影響は、公立高校の入試だけではありません。私立高校の入試にも影響してくると考えています。本校は、毎年大阪から大勢の受験生や入学生を迎えています。学区撤廃と、この募集の様子がどのように影響するのか気になるところです。