スケジューリング
季節は「立冬」が過ぎ、「小雪」に入りました。11月もあと少しで終わりです。12月に入ればすぐに2学期末考査です。
あすから連休になります。この間に大会やコンクールがあるクラブがありますので、当面の課題はそれに全力を注ぐという人もあると思います。それも、もっともなことです。しかし、そのことによって失われた時間を後でどう取り返すかということを考えておく必要があります。物理的な時間の長さを確保するということだけではありません。単に時間の調整だけでいくと、時間には限りがありますので、確保できなくなったりします。同じ時間でも集中力を高めることによって、作業量も変化してきます。また、取り組み方を工夫することによって効率も良くなります。休息や休憩をどのように配置するかも重要になります。このように考えると、大会やコンクールを控えている人だけに関係することではなく、皆に共通することであり、日常の生活においても当てはまることになります。
時間のコントロール、計画性のある工夫されたスケジュールを立てる。これも訓練です。課題の多さに何から手をつければ良いのか分からない。これもよくあることです。しかし、考えているだけでは事態は進展しません。行き詰まった時は一点突破、先ず出来そうなところから手を着ける事が事態を大きく前進させることになります。
考査前の生活をコントロールする。今までの経験を踏まえ、新しい試みで新しい境地を切り拓く意気込みで期末考査を迎えてほしいと思います。