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受験に際して

 期末考査一週間前になりました。生徒たちは、2学期を振り返りそれぞれの思いを込めて考査準備に入っていると思います。とりわけ、高3生にとっては高校生活最後の考査になります。これが終われば、センター試験、私立一般入試、国公立前期・中期・後期入試にむけた受験対策の取り組みになります。
 一方、受験生を受け入れる立場として中学・高校受験を実施します。受験する中3生は期末考査が終われば私立高校の受験校決定となります。私立を専願で受験するか公立を考えて併願で受験するかを含めて検討しなければなりません。公立高校受験と言っても前期と後期2回受験できますので、前期がダメなとき後期をどうするかも考えなければなりません。以前にもまして受験の形態が複雑になり、受験対象校が多くなります。その時、第一希望校、本命とする学校は学校見学や説明会などに参加し、よく調べると思いますが、第二希望、併願校はそれほどでもないことがあったりするようです。受験に合否はつきものです。学力が高いからと言って絶対合格するとは限りません。力通りの結果にならない時があるのも受験です。その時に備えてという訳ではありませんが、例え第二希望、第三希望といえども、学校見学は必須として、その学校のことをよく調べて受験する必要があります。万が一のことがあった時にも、気持ちの切り替えが早くなります。また、その学校で頑張ることによって、第一希望校に進学した時と同等の成果や、場合によってはそれ以上のものを出すケースもあるからです。受験に際して、進学する意思のある学校をいくつか持っておくことが大切になります。