高校入試の志望校決定にあたって
本校は期末考査2日目を迎えています。高3は高校最後の期末考査として、その他の学年は2学期の総仕上げとして頑張っています。
一方、高校入試に向け頑張っている中学3年生にとては志望校決定に向けての検討、懇談に入っているころと思います。今年の中学3年生の在籍者数は昨年より増加しているといわれています。それに合わせて兵庫・大阪とも公立は学級増の学校をつくることで募集人数を調整しています。理屈の上では、昨年度と比較すると学級増の学校は広き門になり、そうでないところは狭き門になるのですがそう単純にはいきません。本校は、選抜特進(選特)95名、特進20名、一貫選抜若干名と総募集人数に変更はありません。昨年との違いは、第三ステージを展望して選特の募集人数を増やした分だけ特進を減少させているところです。そうすると選特は易しくなるかと言うと、そうではなく昨年並み、特進が少し難化すると考えています。
今年度の高校入試説明会もあと12月7日を残すだけとなりました。有り難いことに、今年度も多くの方に参加していただいています。過去の同時期との比較では最高の参加者数です。相談に来られる方も多く、中でも選特に対する関心が高いことが特徴としてあげられます。私立校の場合は専願、併願という受験の形態があり、見かけの競争率と実質の競争率とは違いがあります。競争率に一喜一憂することなく、「行きたい学校」を目標に、しかも合格するだけでなく入学後も頑張れるように力をつけることを考えて入試に望んでほしいと思っています。