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個別相談会を終えて

 昨日は中学・高校個別相談会を実施しました。多くの方にご参加いただきましたが、この時期というのもあるのか、高校受験の方の相談が割合としては多くありました。各中学校ではこれから面談を行い最終的な受験校を決定していく運びとなっていますので、今のうちに疑問点や不明なところを解決しておきたいということだと思います。
 中学受験につきましては、本校でも20日から出願となっているように既に受験校は決定されていると思います。ただし、第一志望の学校だけを受験されるという方は少なく、多くの方は第二・第三志望の学校も受験されますので、そのスケジュールを含めた検討をされている頃だと思われます。中学受験は入試初日(午前)の受験率が微減傾向になっています。その率は兵庫・大阪とも約10%弱とする見方があります。自ずと入学者数も減り、定員充足が難しくなってきています。見方を変えて受験者の立場からすると入学し易くなってきているということになります。
 一方、高校受験は少子化が進行する中でも来年度は卒業生が増加するという「特異な年」にあたります。公立高校はその対応策として学級増を行います。私立高校は来年度だけ募集を増やすという対応は見られませんので、見かけの競争率がアップするかもしれませんが、実質の競争率や難易度には大きな変化はないと考えられます。
 ただ、中学・高校受験とも入試制度の変更などで受験機会が増えていますので、競争が激化することは間違いありません。