マロニエ賞
スポーツ、文化等の各分野で顕著な成績あげた県下の知事所轄の私立学校に在籍する園児・児童・生徒及び教職員等に対して贈られるものがマロニエ賞です。マロニエはトチノキのフランス名で、この木には樹脂があってねばります。これは粘り強い努力に通じ、また種子の持つシブ(アク)は個性的な私学にふさわしいものであり、マロニエの花の花言葉は「天分・天才」であるところから、文化・スポーツ等の分野で活躍した生徒・教職員を表彰する制度の名称にふさわしいものとして用いられたものです。
平成25年度は、21人の個人と7つの団体が受賞しました。本校は、ギター・マンドリン部の顧問として多年にわたり全国コンクールへと導いたとして顧問が個人で、県高校ギター・マンドリンフェスティバル最優秀賞(県大会5年連続)を受賞したとして部が団体として表彰されました。本校にとっては、平成10年度に放送部が受賞して以来となります。
本校のギター・マンドリン部は創部47年になる伝統あるクラブです。中学・高校合同のクラブで80名を超える部員が日々元気に活動しています。この部は43回続いている全国コンクールに全国で唯一連続出場しています。これが評価され今回の受賞となりました。OBの指導者の協力を得ていますが、何より部員自身が主体的に練習し相互に点検し合い切磋琢磨しているところがこの部の素晴らしいところです。来年度行なわれる全国高等学校ギター・マンドリン音楽コンクールで最高の賞である「文部科学大臣賞」を取ることを目標に頑張っています。マロニエ賞受賞をバネに一層努力してくれるものと思っています。