謹賀新年
明けましておめでとうございます。今年は午年(うまどし)。午(うま)は十二支の7番目にあたり、折り返しの意味もあるようです。午の刻は昼の12時を中心とする11時から1時までの約2時間。十二進法では前半(午前)が終わり、後半(午後)が始まる位置にあり、その転換点である昼の12時を正午と言うのはこれが由来とされています。
転換点という意味では、本校にとっても今年は中学改革後(中学は一貫選抜・発展、高校では一貫選抜・選抜特進・特進のコース制)に入学してきた第二ステージの生徒が初めて卒業する年になります。昨年までは平成19年から始まった高校改革後(選抜特進・特進Ⅱ・特進Ⅰのコース制)の第一ステージの生徒でした。現在は特進Ⅰが無くなり、特進Ⅱが特進となっています。中学から一貫が進級し、クラス編成も大きく変わりました。
その上に、平成27年度中学入試から第三ステージへ向けての募集になりますので、今年度入試で入学してくる中学生はこのステージを展望したもののもとで学ぶことになります。具体的には、学年進行と共に発展から一貫へのコース変更を可能にしています。従来は一貫と発展に分かれた生徒は途中でのコース変更はありませんでした。その理由は、高校進学時に発展コースの生徒が特進と一貫と同じ目標の選特に分かれるようにしているためです。
今年は、十干十二支で言うところの甲午(きのえうま)の年。甲(きのえ)は草木の芽生えの意味のようです。中学・高校とも第三ステージへ向けて転換点を迎える年であり、具体的な動きや成果が芽生える年になるよう頑張る決意です。