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三学期がスタート

 三学期は雨のスタートとなりました。校庭での始業式を行なうことはできず、校内放送での始業式となりました。
 三学期は一年のまとめの学期であると共に新年度に向けての準備をする学期でもあります。一・二学期の反省を踏まえ三学期の目標や計画を立てる必要があります。それらを遂行するなかで新年度の展望が見えてくることになります。
 入学試験も高校生活の最後を締めくくる大学入試センター試験と、新入生を迎え入れる中学や高校の入学試験が行なわれます。全国的には少子化が進行するなかでの入試になりますが、府県単位でみると単純に少子化では片付けられません。センター試験と中学入試は前年より生徒や児童が減少する少子化のもとで行なわれますが、高校入試は兵庫県や大阪府は前年より生徒増の状況で行なわれることになります。公立高校は生徒増に対する対策として定員増を行なっていますので、生徒増が即狭き門とはなっていません。本校は中学、高校とも募集人数は変更していませんので、数字の上では受験者が中学は減、高校は増になると予測しています。
 きょうは始業式で授業はありませんでしたが、後10日ほどに迫ったセンター試験に向け遅くまで真剣に学習している高3生の姿が見られました。学習スペースや職員室の交流スペースでの学習している様子は後輩たちも見ています。先輩が自らの行動でもって後輩を指導してくれています。
 受験生にとっては最後の追い込みです。苦しいかもしれませんが、目標のあるところには必ず試練があります。そして、その試練を乗り越えたものに喜びはやって来るのです。