避難訓練
「平成7年1月17日5時46分、淡路島北部の北緯34度36分、東経135度02分、深さ16kmを震源とするマグニチュード7.3の地震が発生した。この地震により、神戸と洲本で震度6を観測したほか、豊岡、彦根、京都で震度5、大阪、姫路、和歌山などで震度4を観測するなど、東北から九州にかけて広い範囲で有感となった(内閣府 阪神・淡路大震災の概要)」。もうすぐ19年を迎えようとしています。もう既に、在校生ではこの震災を経験したものがいなくなりました。この経験や教訓はいつまでも語り継いでいかなければなりません。
本校では避難訓練を年2回計画していますが、きょうはその内の1回、地震を想定した避難訓練を実施しました。避難訓練とともに、防災対策として高校校舎建築にあわせ、中学棟、中央棟や体育館などすべての校舎の耐震化を行ない、生徒の学習や生活の場としての安全を確保しています。同時に、乾パンや水の備蓄も行なっています。
学校施設は非常災害時には地域住民の応急避難場所としての役割を果たします。しかし、文科省の資料によりますと、公立学校の耐震化率は84.8%となっています。早急の対策が必要とされるところです。
阪神淡路大震災以降、東日本大震災が起こっています。また、政府の地震調査委員会は南海トラフ沿いで30年以内にマグニチュード8~9級の地震の発生する確率が70%程度と発表しています。日頃からの備えが大切になってきます。