いよいよセンター試験
センター試験を明後日に控え、きょうは高3生の壮行会を行いました。生徒たちは、進路指導部長の諸注意を含めた励ましの言葉や学年の担任一人ずつから生徒への思いを込めた話を真剣に聞き入っていました。最善を尽くし努力してきたものを後は当日に発揮するだけです。迷いや不安は受験生みんなに共通です。緊張は気分が高揚しているあらわれで、プラスに転化させる事ができます。後を振り返らない。絶えず前向きのプラス思考で頑張ってくれるでしょう。
大学入試センターのプレス発表から今年のセンター試験を概括してみますと、全国の志願者は約56万人。対前年比2.2%減、約1.2万人減となっています。男子が約31.6万人、女子が約24.3万人と約7万人男子が多くなっています。7万人増の内訳は現役生が2万人、浪人生が5万人となっています。受験教科数は、3教科以上が約97%、2教科以下は約3%です。
今年の志願者は、この5年間の中では新規卒業者が最低の人数ですが、新規卒業者の一番多かった昨年に続いて2番目の志願者数となっています。現役志願率は昨年と同じ全国平均42.1%。これは最高の数字です。近隣の府県でみますと、兵庫県は42.9%とほぼ全国平均ですが、大阪府32.7%、京都府34.7%と全国平均より低い数字になっています。また、浪人の占める割合は全国平均約20%で今年が一番多く、兵庫県約20%、大阪府約26%、京都府約24%となっています。兵庫県は全国の様子を反映した姿になっていますが、大阪府や京都府の志願率は全国平均より現役が低く、浪人が高くなっています。