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大阪府公立中学校長会高校進路希望調査

 後期入試が終了しました。24日に発表を行ない、平成26年度中学入試はすべて終了することになります。あすからは高校入試の願書受付を始めます。
 今朝の新聞に大阪府公立中学校長会による高校進路希望調査が発表されていました。大阪府の公立高校の普通科は、今回から学区が撤廃されます。その影響が注目されていたところですが、普通科をめざす23,289人のうち学区を超えて受験を希望するものは約910人(3.9%)でした。
 昨年から始まった普通科の前期入試は平均3.57倍と昨年より0.33ポイント下がったものの依然として高倍率になっています。10倍を超えるような学校もあれば、定員を割っている学校もあります。
 文理学科では、10校の平均倍率が2.95倍となっていますが、茨木、北野、豊中、天王寺、四条畷は3倍を超えています。
 前期希望者は47,091人ですから、全体で約25,000人の不合格者がでる計算になります。
 私立高校は専願希望者が少し減っているようですが、全体の平均倍率は2.72倍と昨年の2.67倍を少し上回っています。これに他府県からの受験者が加わることになります。
 今回の希望調査を受けて各学校で指導が入ると思われますので、若干の変更はあるかもしれませんが全体の傾向は摑めます。他府県の私学を希望するものの数はわかりませんが、あすから始まる願書受付、大阪府からの出願状況に注目していきたいと思います。