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「ため」をつくる

 日差しはすっかり春、眩しい太陽の光を浴びて久しぶりの全校朝礼です。部活動や漢字検定の表彰を行なった後、生徒会より平成26年度生徒会役員選挙の公示が行なわれました。早いもので、今週末には1月が終わり2月を迎えます。平成25年度も後僅かになってきました。1年のまとめをすると同時に新年度の準備をする時期になってきました。
 新年度準備では中学入試が終わりました。厳しかった入試を突破し、来年度も多くの新入生を迎えることができます。2月10日に行なわれる高校入試は願書を受け付けています。今日現在、1,118人と過去最高の志願者数を記録した昨年度をすでに上回っています。あすが最終日です。中学同様、高校も多くの新入生を迎え入れることができそうです。
 1年のまとめという点では、高校生活の最後を迎える高校3年生の大学入試があげられます。全員が受験したセンター試験は、学年全体では例年より偏差値がアップした成績を収めています。今、多くの生徒が国公立大の二次対策や私大対策に遅くまで頑張っています。進級・進学を控えた在校生は、個人やクラス・学年のこの1年の振り返りを行ない、成果とともに課題と反省点を明確にして新年度を迎える準備をする必要があります。
 局面が大きく変化したり飛躍的に成長する前には、一瞬、停滞したり止まっているように見える時があります。「ため」と言われるものです。「一月は行く、二月は逃げる、3月は去る」。あっという間に時は過ぎていきます。一日一日を大切にして、今は新年度への飛躍に向け「ため」をつくる時です。