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2月は高校入試の月

 2月は高校入試が多く行なわれる月です。あす10日から一斉に私立校高の入試が始まります。その合格発表後すぐに13日から大阪府の私立高校男子校3校、女子校18校、共学校36校(大阪府私立中高連資料より)の計57校が1.5次入試を各校独自の日程で実施します。その数は兵庫県にある私立校高の数を上回る数になっています。兵庫県の場合は大阪府に隣接する生田川より東にある学校で、試験は同じ日に行なうという「申し合わせ」がありますので、1.5次入試(本校はB日程入試)は男子校2校、共学校5校の計7校が18日に一斉に実施します。
 公立高校は、大阪府が前期選抜入試を私立の合格発表が出揃った14日~17日に願書を受付、20日に入試を行ないます。兵庫県は推薦入試と特色選抜入試(出願締め切りは5日)を14日に実施します。大阪府や兵庫県に住んでいる生徒は、10日に私立高校1校を、その後、大阪は複数校可能ですが兵庫の1.5次と公立高校の計4回以上受験することが可能となっています。
 3月には公立高校の後期試験や私立高校の2次試験がありますが、2月は高校受験をする者にとってメインとも言える月になってきているように思えます。ということは、中学3年生にとっては3学期を迎えるまでに受験校を決定しなければならないということになります。ますます、進路決定の時期が早くなってきています。この事態についてはいろいろと議論のあるところです。
 将来の進路や生き方をシッカリ考える中で高校受験を捉えさせる、その為にはもう少し中学3年生の3学期を有効に使えるようにする必要がある、と私は考えています。