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第11回カナダ研修説明会

 学年末考査が終わりました。校舎内を行き交う生徒の姿や表情にもどこか安堵の様子が伺えます。考査終了後、中3は宝塚歌劇の鑑賞に、高1は気持ちを緩める間もなく進路講演会とそれぞれの学年の課題に取り組んでいました。
 そんななか、中1・中2を対象にカナダ研修説明会が行われました。今回で11回目となり、今までに約300名の生徒が参加した伝統ある行事です。この研修はカナダのプリンスエドワード島(PEI)でのホームステイと語学研修をメインとして、その前後にカナダ大西洋岸地方最大の文化・経済の中心都市で先進国首脳会議(サミット)が行われたハリファックスやナイアガラの滝観光などを行ないます。一週間滞在するPEIは「赤毛のアン」の舞台になった島として有名なところですが、1864年カナダの連邦結成(コンフェデレーション)についての話し合い、シャーロットタウン会議が行なわれたカナダ発祥の地として知られているところです。今年は150年目を迎えるということでいろいろなイベントも計画されているようです。
 説明はグーグルアースやDVDなどを使用し研修の様子や雰囲気がよく伝わるものでした。とりわけ、語学学校の副校長ヘレンさんとのSkypeを通してのやり取りは臨場感溢れるものでした。「What time is it now ? 」との生徒の質問に「Now, it is 1:07. 」との回答に会場から驚きの声が上がる場面がありました。時差が−13時間です。真夜中ですが、生徒との会話を楽しみにヘレンさんが快くこの企画に応じてくれているのです。
 約70組の参加者でした。参加予定人数を超えた場合どうするか。嬉しい課題が残りそうです。