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「啓蟄」に雪

 三月の雪。小雪が散らつく「啓蟄」になりました。虫たちも動き出すのをやめ、じっと穴の中に潜り込んでいるのではないでしょうか。
 さて、大阪の後期入試の出願が昨日から始まっています。昨日だけで2月28日府中学校長会調査の9割を超える出願がありました。きょう一日を残していますが、ほぼ大勢は決したようです。やはり文理学科を有する進学特色校の倍率は高く、全日制普通科全体では1.13倍(中間集計)なのに、約1.5倍を超える倍率になっています。
 一方、兵庫県の後期入試も調整が終わり志願者が確定しました。こちらは、大阪ほどの極端な偏りはない模様です。
 受験者全員が頑張ったとしても、定員を超えると全員が入学できないのが入試です。例え希望通りに行かなかったとしても、ここで努力を終えてしまうと夢や目標を叶えることはできません。高校入学が最終ゴールでないことを考えれば当然のことです。第一希望が叶わず入学してくる生徒は本校にも毎年多くいます。しかし、3年間努力を続け目標としていた大学や学部に合格しています。中には最難関とされるところに合格している生徒もいます。結果がどうなるか気になるところでしょうが、「努力は嘘をつかない」を信じて頑張ってください。
 また、大学入試も昨日から国公立前期の合格発表が始まっています。「サクラ サク」嬉しい便りが聞こえてきていますが、後期に向け気持ちを緩めず多くの生徒が頑張っています。今年の冬は雪も降り寒さが一段と厳しいものでしたが、冬ごもりしていた虫たちも動き出し、草木が芽吹く暖かい春はもうそこまで来ています。