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来週から後期入試

 国公立大学前期の結果が9日と10日を残すだけとなりました。きょう現在で現役の合格者はほぼ同じ卒業生の数であった昨年度の現役合格者数に並んでいます。
 26年度入試の平均志願倍率は国立大学が4.3倍、公立大学が6.5倍となっています。大学によって倍率はちがいますが、平均すると合格するのは、国立で4人に1人、公立で6〜7人に1人ということになります。本校生もしかり、希望する大学に合格したもの、そうでなかったものがあります。この結果を受けどうするかが問われるところになります。今一度、国公立大学に出願した時のことを思い出してほしいと思います。なぜ、その大学や学部に出願したのか。自分の進もうとする進路を考えてのことだったはずです。
 将来の夢や目標に到達する道は決して一本ではありません。様々なルートがあります。私の高校時代の友人に、第一希望の国公立大学の夢破れ、私立大学の二部(夜間)へ進学しましたが、将来の夢としていた弁護士になったものがいます。時として遠回りしたように見えた道が、実は自分を成長させてくれる道であったりします。
 26日に前期入試が終わってから結果を待つまでもなく毎日のように登校し、後期に向け頑張っている生徒たちがいます。結果が気になり落ち着かない時もあったと思いますが、それをコントロールして頑張っている今の姿勢はどのルートを通るにしても夢や目標を叶えるための力をつけつつある、と私は思っています。前期で道を切り拓けたものは更にその先のことを見据え、辛い思いをしたものは後期にリベンジを期すべく努力を続けていきましょう。