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兵庫・大阪公立高校後期入試

 きょうは兵庫県公立高校一般入試と大阪府公立高校後期入試が行なわれました。
 兵庫県一般入試は、全日制138校に28,177人が志願し、平均倍率は1.11倍(県教育委員会発表)となっています。
 一方、大阪府後期入試は、全日制普通科募集人員24,255人に対し、志願者数が29,783人で、志願倍率1.23倍(府教育委員会発表)となっています。昨年が1.25倍ですから少し倍率は下がったものの兵庫県に比べると依然高い倍率になっています。四條畷1.85倍、豊中1.80倍、茨木1.74倍など倍率が高い学校もあれば、反対に7校(昨年は4校)で定員割れが生じています。そのうちの6校は今年学級増を行った高校です。
 2月に行なわれた兵庫県の推薦入試と特色選抜は、推薦が94校177学科・コースの定員8,180人に対し、11,490人が出願、特色選抜は56校の定員1,670人に対し2,420人が出願していました。大阪府前期入試は定員21,840人に対して47,545人の出願でした。
 兵庫県は両方合わせて定員9,850人に対し13,910人が出願していますので約4,000人が、大阪府は約25,700人が夢叶わなかったことになります。どちらも前期で夢叶わず後期を受験しなかった生徒もいるでしょうが、兵庫県は後期だけを受験する生徒が多く、大阪府は後期の受験者の大半が前期のリベンジ組ということになっています。志願者の数から考えると、兵庫県は前期と後期が違う位置づけや特色になっているのに対し、大阪府は受験機会が増えているだけという見方もできます。