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巣立ちの春

 「巣立ち」とは文字通りヒナが巣を離れていくことから、一人前になることや学校を卒業して社会に出ることを表します。鳥などが巣立つのは夏が多いのですが、春は卒業式のシーズンでもあり「巣立ちの春」としてよく使われます。
 雲雀丘学園は幼稚園が2つに小学校、中学校、高等学校があります。高等学校が2月28日に小学校が3月10日に卒業式を、きょう17日に雲雀丘学園幼稚園で卒園式が行われました。そして、あす18日が中山台幼稚園と雲雀丘学園中学校で卒園・卒業式が行なわれ全ての「雲雀っ子」が巣立つことになります。
 さて、中学校は59回目の卒業式になります。元来、本校の中学校は4クラス体制が基本となっていますが、59期生は5クラスとなっています。後に続く、60期生、61期生、そして、この4月に入学する62期生も5クラスになりますが、その草分けです。5クラスになったからというわけではありませんが、U-15全国選抜ジュニアテニス選手権女子シングルス優勝や日本ジュニア数学オリンピックで銀賞を取り、ヨーロッパ女子数学オリンピック日本代表に選ばれるなど全国レベルを超え世界を舞台に活躍する生徒たちを筆頭に、いろいろな分野で活躍する生徒が出てきました。やはり数は力なりということになります。この59期生、高校でどんな活躍をしてくれるか楽しみです。
 ヒバリは春を告げる鳥で、別名を告天子(こくてんし)とも言います。春の青空高く飛び立ち、草木が芽吹き生きものが生き生きと活動する春の到来を告げてくれるように、幼稚園、小学校、中学校、高等学校を巣立ち生き生きと活動してくれることでしょう。