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併願者ガイダンス

 きょう午後2時から学園講堂で併願者ガイダンスを行いました。兵庫県、大阪府とも昨年より中学3年生の在籍者数が多いこともあり、併願の志願者はどちらも昨年より多くなっていました。
 兵庫県公立高校一般入試は全日制普通科が19,626人の定員に対し、志願者数が21,265人。倍率は1.08倍と昨年の1.06倍より0.02ポイント高くなっていました。一方、大阪府公立高校後期入試は全日制普通科が24,255人の定員に対し、志願者が29,783人。倍率は1.23倍と昨年の1.25倍より0.02ポイント低くなっていますが、兵庫県と比べると高い倍率になっていました。特に、北野・茨木・豊中の3校は倍率が高く、3校の定員合計560人に対し、949名が志願。平均倍率1.69倍、389人も定員を上回っていました。
 これらの状況が反映し、併願の志願者は昨年より多かったのですが、併願入学者は昨年とほぼ同数となりました。内訳は、倍率の高かった大阪府からの入学者が、志願者の多かった兵庫県からの入学者より多くなり、この割合も昨年とほぼ同じ割合になっていました。ただ、専願での入学者が昨年より多く、入学者合計では昨年より多くなりました。
 併願入学者は第一希望の夢叶わず本校への入学となりました。しかし、高校への入学がゴールではありません。この悔しさをバネに3年間努力し大学進学でリベンジを果たしている多くの先輩がいます。最難関と言われる大学や国立大医学部医学科へ現役で合格した先輩もいます。きょうのガイダンスを契機に気持ちを切り替え頑張ってくれるものと期待しています。本校教職員全力を挙げて皆さんをサポートします。