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国公立大学合格状況

 国公立大学の合格状況が判明しました。新しいコース制のもとでの初めての卒業生です。どのような進路を切り拓くのか期待していたところです。
 一貫・選特・特進の全てのコースからは勿論のこと、全てのクラスから国公立大学の合格者が出ました。その結果、既卒者を含め87名の合格者となりました。この数は過去最高です。その内、56期生が71名と現役占有率82%となり、現役の数だけで今までの最高の数を超えました。在籍は239名ですから、約3割の生徒が国公立大に合格したことになります。
 初めて卒業生を出した一貫コースは67名が在籍しています。そのうち31名が国公立大に合格しました。東大合格者は昨年が高校から入学した選特の生徒、今年が中学から入学した一貫コースの生徒となりました。国立大の医学科も同様に、今までは中学からの入学生でしたが、今年の2名は高校からの入学生でした。中学から入学した生徒も高校から入学した生徒も難関とされる大学や学科に現役で合格する力をつけています。
 本校の進路指導は、進路講演会や小論文指導など直接受験にかかわるものから、卒業生に学ぶ、1Day College、職業人に学ぶなどキャリア教育の面から、また、サイエンスキャンプ・研究者体験など「学び」の面からと多方面から取り組んでいます。受験校決定にあたっても合否の可能性を含めた指導は勿論のことですが、大学の名前ではなく「自らの進路」との関係で学部や大学を決定しています。また、授業や講習、個別の添削指導や小論文・面接指導と、きめ細かな指導を行なっています。何より、生徒の「心に火をつけ」、学びを追究する生徒に育てることを大切にしています。