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H26体力測定・健康診断

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 4月もきょうで終わりです。国立天文台のデータでは、きょうの神戸地方の日の出は5時11分、日の入りが18時43分とあります。めっきり日が長くなりました。
 きょうは、全校生徒の体力測定と健康診断の日です。中学・高校時代は、個人差はあるものの成長が著しい時期です。数値を見て自分でも驚く時があるほどです。1年間の身体の成長の度合いや体力の変化などが測られます。現状の体力・健康状態を正しく把握しましょう。
 成長していればいいのですが、そうとばかりは限りません。気になるデータが文科省にあります。「平成25年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果・特徴(中学校)」です。それによりますと、明確な二極化がみられ、1週間の総運動時間が60分未満の生徒は、「男子が9.7%に対し、女子が29.9%であった」としています。また、その生徒のうち「男子の78.6%、女子の80.2%の運動時間が0分」だったそうです。全く運動しない女子が多くいるということになります。文科省は、体力水準が高かった昭和60年度を上回ることを目標にしていますが、「男女とも、1週間の総運動時間が420分以上の生徒は、420分未満の生徒に比べて到達率が高かった」としています。毎日継続しないとなかなかこの時間は上回れません。
 あすから5月、ますます日が長くなり運動に最適な季節になります。運動は、健康はもとより体力や知力にも大きく関係してきます。生活習慣の中に運動を位置づけることは老若男女を問わず重要な課題となっています。