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来年度高校募集に向けて


 2008年(平成20年)から始まる中学改革は来年度から一貫選抜(一貫)のみの募集となり、第三ステージに入ります。
 高校改革は中学改革に先立ち、07年よりスタートしました。始めは選抜特進(選特)が1、特進Ⅱが2、特進Ⅰが3の6クラスでした。第一ステージです。11年には中学改革1期生が高校に上がってきましたので特進Ⅰの募集をやめ、一貫2、選特2、特進3の7クラスになりました。現在の体制、第二ステージです。それが、今年度は一貫2、選特3、特進3と選特が1クラス増え8クラスとなっています。
 今年度(14年度)の高校募集は、選特95名、特進20名、一貫若干名の募集でした。それまでの選特45名募集から50名増やし、その分、特進を減らした募集としました。これは、高校の第三ステージ、一貫と選特のコースで構成することを見据えてのことです。来年度、中学が一貫のみの募集になるということは、遅くともその生徒が高校へ上がる時はそうなります。それまでの間、高校は選特のみの募集に近づけていく形となります。間もなく高校募集要項を発表することになります。受験を検討されている方は変更点の確認をよろしくお願いします。
 高校・中学にコース制を導入し、そのコースも進化させシンプルなコースに収束させてきています。「不易流行」の「不易」な部分は「創立の精神」、「流行」の部分は現状分析の上にたっての「学校改革」、と私は考えています。第三ステージが終着点ではありません。雲雀丘学園には、更に次のステージへと進化させていく改革の萌芽を育てる土壌ができています。