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一貫選抜のみの募集となる中学入試


 来年度入試に向けての動きが始まっています。各地で行なわれています入試報告会に本校も参加していますが、本校単独で5月17日(土)西宮プレラホールにて「入試結果報告会&学園を知る会」を行ないます。昨年同様多くの方に参加していただければと考えています。
 中学入試と高校入試がありますが、この時期は中学入試の動きが高校入試の動きより早く、相談者の数も多い状況です。本校の来年度中学入試は一貫選抜のみの募集と大きく変更になります。そのことについての相談が多いように感じられます。
 08年にスタートした中学のコース制です。発足当時は一貫・発展各2クラス募集でしたが、11年から一貫2・発展3クラスとなり、13・14年と一貫3・発展2となりました。それが来年度は一貫のみとなります。コース制導入当初からコース制そのものが目的ではありませんでしたし、年々一貫の志願者の増加に伴い入学者も増えてきている経緯からすれば、これは当然の帰結と考えています。
 ここ数年、「本物の学び」の追求をめざし様々な取り組みを行なってきました。単一コースになれば、質の高い授業内容に基づくシンプルなカリキュラムを土台に、深い学びを目指す各種「ゼミ」が展開されるようにしたいと考えています。また、様々なスケールメリットも考えられます。
 今春、初めて一貫の卒業生(56期生)が出ました。進学実績では東大を始め多くの国公立大に合格しています。もちろん現役です。なにより、56期生の6年間の学園生活を振り返ってみて、このコースの導入は間違いではなかったと確信しています。