« 5月がスタート | メイン | 4連休の過ごし方 »

「夏も近づく八十八夜」

 きょうは「立春」から数えて88日目にあたる八十八夜です。「夏も近づく八十八夜~」は唱歌「茶摘」の冒頭部分です。今は「あかねだすきに菅(すげ)の笠」での茶摘みはイベントとしてしか見られないでしょうが、八十八夜に摘まれた新茶は、古くから栄養価も高い不老長寿の縁起物として珍重されています。また、この時期は「穀雨」の末候「牡丹(ぼたんはなさく)」にあたります。「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は…」のボタンです。そう言えば今朝の新聞に「三田・永沢寺で早咲きのボタンが見ごろ」と出ていました。ほかにも爽やかな気候と明るい日差しに新緑と赤や白の平戸ツツジ、紫の藤の花など色鮮やかに咲き誇っています。
 芝生が青くなった校庭では、早朝や昼休み、放課後など体育大会に向けて練習する生徒の元気な姿が見えます。高3は最後の体育大会を締めくくる「エンカレ」に向け練習にも熱が入ってきています。教室ではクラスの団結のシンボルの旗の制作の追い込みに入っているようです。
 あすからゴールデンウィーク(GW)後半の4連休にはいります。4月から走り続けてきたものもチョット一息、心も体もリフレッシュする良い休みになることでしょう。GWが明ければ7日の体育大会予行前日準備に始まり、週末の本番に向けまっしぐらとなります。
 田植えに向け水が張られた田んぼで「蛙始鳴(かえるはじめてなく)」(二十四節気「立夏」の初候)頃は、本校ではグランドで元気に生き生きと活動する生徒の姿が見られる体育大会となっています。