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新たな課題に向かって

 一学期の大きなイベント体育大会が終わりました。今年は中学と高校が別開催と言う初めての試みのもとに行なわれました。新しい競技や演技も追加されましたが、どれも一生懸命に、しかも楽しく取り組んでいました。どちらも成功裏に終わりました。
 一つの課題が終われば、次の新しい課題に取り組むことになります。2週間後には中間考査が待っています。高校2年生は考査が終われば修学旅行です。それぞれの当面する課題に全力で取り組み、そのことによって得らた達成感を次の課題に取り組むバネとしてほしいと考えています。その鍵は「無心で一生懸命」です。体育大会の出場種目を決めるにあたっては、人数制限があるので各自が第一希望とするものに出場できなかったと思います。第二第三希望にまわった人もあるでしょう。しかし、いろいろな経緯があったとしても決定した種目に全員が全力で取り組んだことにより充実感や達成感、連帯感が得られたのだと思います。その中から勝利を得たクラスもでたのでしょう。課題に取り組んでいる途中には疑問や迷いがでたりしますが、「無心で一生懸命」の姿勢がこれも解決してくれます。
 余韻に浸ることも良いのですが、全力を傾注した時は不思議と気持ちも自然と切り替えられ「よし、次も」という気持ちになれるものです。気持ちが切り替えられないということは、そうではなかったということになります。いろいろな課題が次から次とやってきます。いずれも避けて通ることの出来ないものです。一つひとつ乗り越える毎に課題解決力が大きくなり、更に大きな課題を乗り越えられるようになります。