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あすは「入試結果報告&学園を知る会」

 「本校はこの2日間に前期入試としてA日程、B日程を実施しました。両日程とも受験者が減少していますが、その内訳を見ますと、A日程だけを受験した児童は昨年とほぼ同じ人数でした。一方、AB日程の両方を受験した児童とB日程だけを受験した児童が昨年より減少していました。B日程の位置づけ、いわゆる併願パターンが昨年までと少し変化したように思われます。これが、B日程の受験者減になった原因ではないかと考えています」。「1月19日校長通信」の一部です。
 今春のA日程合格基準点はこの3年間の中で一貫・発展とも一番高く、おまけに両コースの得点差が3年前は34点あったものが、10点、7点と縮まっていました。入学後の全国学力推移調査などから判断できることは、今年の入学者の結果はまだでていませんが、34点から10点となった年の比較では10点差に縮まった年の一貫の全国偏差値が高くなっています。入学者の中に占める各日程の合格者の割合はA日程が一番高いので、A日程合格者のレベルが上がったことが反映していると考えられます。募集人数が一貫120名、発展40名(前年までは一貫80・発展80)となったことも影響しているかも知れません。志願者は少なくなったが、入試の難易度は上がったということを裏付けています。
 このように志願者の増減という現象面だけでは分からないことがあります。ぜひ、分析した内容をご理解いただきたいと思います。また、来年度は一貫のみの募集と変わりどうなるのか不安に感じられる向きもあろうかと思いますが、一貫の入学者の枠が広がることは間違いありません。と同時に、一貫のみになることにより新たな教育活動が展開されることになります。これらについてもご理解いただきたいと考えています。