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進学実績から見た第三ステージの姿


 様々な職業について調べたり、商業人インタビュー、職業人に学ぶ、1Day Collegeなど中高6年間のキャリア教育のカリキュラムが本校にはあります。全員が大学進学を希望していますが、当然のことながら、大学の名前で進路選択をしていません。自分の将来の進むべき道や目標に照らして、どの大学のどの学部に進むのかを考えさせることに重点を置いています。結果、全国の大学が対象になります。特に国公立大学ではその傾向が強くなります。HPの「進学状況」に大学合格実績をアップしています。それを見ていただければお分かりいただけると思います。
 上図左のグラフは以前にも掲示しました国公立大学の合格者数(09年から14年)と在籍者や現役に占める割合を折れ線グラフにしたものです。その中の難関国立大学と言われる旧七帝大と医学部医学科の合格者を一覧表にしたものが右の図です。この6年間で東大2名と医学科4名の合格者がでています。何れも現役で合格していますが、中学から入学した生徒(中入生)と高校から入学した生徒(高入生)が同数になっています。高校から入学しても3年間で東大や医学科に現役で合格する力をつけたということです。また、一覧表に出ている他の大学合格者も中入生と高入生はほぼ同じ割合になっています。
 高校改革後、国公立大学合格者が増えました。そして、今春から始まった一貫の卒業生が出た中学改革後の第二ステージでは更に増加しました。今年の状況から推測すると、一貫と選特だけになる第三ステージでは二人に一人が国公立大学に現役で合格することになります。進学実績から見た第三ステージの姿です。