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ハリファックスからPEIへ


 研修2日目。ハリファックスにある海洋博物館を見学しました。この中には、「タイタニック号」の遺品や「ハリファックス大爆発」の展示がありました。
 オーストラリアのシドニー港に次ぐ大きな自然港と言われるハリファックス港は、第一次世界大戦中ヨーロッパ戦線向けの物資を輸送する輸送船の集結基地として使われていました。 当時敵国であったドイツの潜水艦の脅威にさらされていた連合国の商船は、アメリカからヨーロッパに向かう時には船団を組み、 護衛艦艇に守られながら航行する方法を採用していたようです。火薬など危険物を積載した船は印となる旗を掲げることになっていたものをそれをせず航行していて貨物船と衝突。大量の火薬や危険物を積んだいることを知っていた船長や乗組員は急遽船から脱出しましたが、衝突を起こした相手の船長や乗組員はそれを知らず事故処理を行っていたところ大爆発。この大爆発により津波が引き起こされ、多くのハリファックス市民を巻き込み大量の死傷者を出したのが「ハリファックス大爆発」とされています。1917年の出来事、教訓深い話です。
 海洋博物館の見学の後、シタデル砦へ。正午に発砲されるヌーンガンを間近で見学後、バスでPEIへ約3時間のドライブ。初日、2日と移動がメインとなる行程でしたが全員元気にしています。いよいよホストとの対面、そしてホームステイへ。これからが各自の行動が試されることになります。