中3が日本生物学オリンピック優良賞受賞
「Hibari SPP」のテーマが決まりました。 テーマA「航空機の先端技術と環境問題」、テーマB「食品添加物の科学」、テーマC「生物多様性」と、物理分野、化学分野、生物分野の3分野において、大学や研究機関と連携して取り組みを行うことになりました。テーマAでは、「三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所史料室および飛島工場」を訪ね「航空機開発の最前線」を学びます。その他のテーマでも実験やフィールドワークを行うことになります。中学1・2年生を対象としています。日頃の学習とは違った科学に触れることができる機会です。科学や自然への興味をふくらませ、楽しく体験して欲しいと思っています。
「SPP」は、昨年から始めた取り組みです。これに参加した中学3年生(昨年2年生で参加)が、今年の日本生物学オリンピック(20歳未満で大学に入学する前の青少年を対象とした全国規模の生物学に関するコンテスト)で優良賞を獲得しました。優良賞は、予選の成績上位約5%に授与される優秀賞に次ぐ賞で、続く約5%に授与されるものです。今年は3,265名が予選に参加したそうです。この上位10%に本校の中学3年生が入ったことになります。快挙です。
この生徒は、一貫選抜コースの「探求」の授業の発表をしたり、今年の鳥取大学医学部で行われた「アカデミックサマー」に参加するなど、授業や様々な行事に意欲的に取り組んでいる生徒です。努力は勿論、物事に取り組むこの姿勢が今回の優良賞に結びついたのだと思います。