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ホストファミリーとのお別れ



 研修もいよいよ終盤を迎えました。きょうはPEIからナイアガラへ移動します。小さな飛行機なので研修団が一度に乗れず、二班に分かれて移動することになっています。小さなシャーロットタウン空港から大きなトロント空港へ飛び、バスで世界でも有数の観光地となっているナイアガラへと移動しアメリカ滝、カナダ滝を見学します。
 この研修のメインとなるのは、何と言ってもPEIでのホームステイをしての語学研修です。日数の上でも一週間と研修期間の大半を占めています。慣れないこともあり迷惑をかけたりミスをしたこともあったと思います。その時にも我が子と同じように、あるいはそれ以上に愛情を持って親身になって接してくださいました。中学2・3年生と言えば思春期という課題を持つ年頃でもあります。この間の経験から自分の家のこと家族のことについて新たな見方をするようになった生徒もいると思います。感受性の強い年頃です。言葉の壁があるとは言うものの心を打たれ、強く感じるものがあったはずです。いや、言葉の壁があるが故に気持ちを伝える言葉を学ばなければならないという思いも一層強く持ったものと思われます。ホストや担当していただいた語学学校の先生から一様に「Good students!」とか、「ヒバリ」と発音しづらく「ヒビ」と言っているようなのですが、「ヒビの生徒ならいくらでもホストを引き受ける」とお誉めの言葉をいただいています。
 忘れ物や軽率な行動で注意されることが無いとは言えませんが、人の気持ちや仲間の気持ちを理解できる生徒たちだと思います。明日は少し成長した姿を見てもらえるかもしれません。