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様々な活動を展開した夏休み前半

 夏休みの半分が終了しました。夏休み期間中は、日常の学校生活をしている時以上に個々人の様々な活動が展開されています。クラスや学年、中学や高校といった全体での課題を追求すること以上に、各自の課題を追求し「個の成長をはかる」ということに焦点が当たります。夏期講習しかり、高校NZ研修、中学カナダ研修、各大学や研究機関で実施されている「アカデミックサマー」もそうです。中学3年生が高校の1・2年生と一緒に同じテーマや課題に取り組んだりしています。弱点や苦手克服も大切ですが、自分の得意なところをとことん伸ばす。中学生や高校生が更に高度な専門分野に取り組んでいくということです。現地での取り組んでいる課題や内容、様子が「進路のへや」や「国際理解」、「学園からのお知らせ」そして各学年だより・学年通信に詳細に報告されています。まさに「本物の学び」、学校の授業や教科書からでは学べないことに挑戦しています。しかも、生き生きと意欲的に取り組んでいると報告を受けています。
 また、クラブ活動も各種大会や合宿に出かけています。これらも学期中にはなかなか出来ないような取り組みを行なっています。夏休みならではの取り組みが各所で行なわれているものと思っています。
 きょう広島は原子爆弾を投下されてから69回目の夏を迎え、雨の降る中「平和記念式典」が開かれました。核のこと、戦争のこと、平和のことなどを考える様々な報道もなされています。「学ぶ」ということは自らの生き方と切り離せないものです。世の中の動き世界の動きに自分なりの考えを持つことになります。折り返しに入った夏休み、「学び」を通して更に「個の成長をはかる」ものにしましょう。