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充実したアカデミックサマー

 今夏の最後を締めくくる徳島大学総合科学部(2研究室)でのアカデミックサマーを終え、参加した生徒は満足感と共に元気に帰ってきました。昨年、一昨年と徳島大学に進学した先輩が今回参加した後輩たちに夜遅くまで自らの経験や「学び」について語ってくれたそうです。
 3年前、「本物の学び」の実践の場の一つとして中学生や高校生が大学での研究室で学ぶ取り組みができないものかと鳥取大学を訪れ、スタートしたのが「サイエンスキャンプ in 鳥取大学」でした。中2が学年行事として「林間学舎(大山)」を毎年実施しています。その中で「奥大山のブナ林と水」をテーマにした環境学習の取り組みを行ってきました。その奥大山の森林保護などに鳥取大学が関わっておられるという縁もあり、それを経験した中2が、3年生になると大学で学べる機会があるというものにしたいとの考えから始めたものでした。当初は鳥取キャンパスでの「サイエンスキャンプ」でしたが、学長先生を始め多くの先生方のご尽力で、翌年からは医学部のある米子キャンパスでも実施していただけるようになりました。その年は、徳島大学総合科学部、名古屋大学理学部と広がりました。
 3年目を迎える今年は、鳥取大学鳥取キャンパス(5講座)・米子キャンパス
(5講座)、徳島大学(医学部を含め3講座)に同志社大学(1講座)、森ノ宮医療大学(2講座)も加わっていただき、4大学16講座となり、内容の充実と共に名前も「アカデミックサマー」と改称しました。毎年多くの希望者があります。来年に向け、更に充実したものにすると共に分野も広げていきたいと考えています。
 活動の詳細は「進路のへや」をご覧ください。