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変化するコース制

 2学期に入り、中学受験や高校受験、大学受験など来年度入試に向けた動きが本格化してきました。本校も、迎え入れる入試も送り出す入試もこの2学期の取り組みが成否の鍵を握っているとして、全教職員、心を一つに頑張っているところです。 
 迎え入れる入試(中学・高校受験)は、中学は一貫のみ、高校は募集人数の約115名を選特で募集、一貫と特進は若干名募集となり、中学は一貫、高校は一貫と選特で構成する学校改革の第三ステージへ歩みだすものとなります。
 第一ステージから第三ステージを迎えるこの間の本校のコース制は大きく変化してきました。中学は、一貫2クラス、発展2クラスでスタートしたものが一貫3、発展2へ。高校は、選特1、特進5でスタートしたものが現高1では一貫2、選特3、特進3となりました。上記グラフ(卒業時の高3の在籍者数と現在の高校の在籍者数をコース別に表示した棒グラフ)から、この間の特徴として一貫と選特が増加し特進が減少していることが確認できます。これは、コースを固定化したものとして捉えていないという本校のコース制の考え方、理念が表れたものと言えます。
 また、このグラフには国公立大学合格者数が在籍者数に占める割合(在籍率)と現役の合格者数が在籍者数に占める割合(現役率)を表した折れ線グラフも表示してあります。今春(14年度)は現役で71名(29.7%)、現役・過年度生を合わせ87名(36.4%)が国公立大に合格していることを表しています。コース制の変化とともに右肩上がりに推移していることが確認できます。