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中間考査前の日曜日

 2学期中間考査を2日後に控えた日曜日です。台風の進路が気になるところですが、昨日の土曜日とともに考査準備に集中して打ち込める時間が取れる機会となっています。
 昨日の土曜日の午後は、恒例になっているともいえる卒業生による学習支援の日でした。今回は今春卒業した56期生が応援に駆けつけてくれました。中学生の会場となった会議室は多くの中学生が残って学習していました。また、学習スペースでも卒業生を取り囲んで学習している姿も見られました。
 学校に残っての学習は、分からないところがあれば先生や友達に聞けるという点と、真剣に取り組んでいる仲間の姿を見て自分も頑張ろうと言う気持ちになれるという良さがあります。反面、分からないところをトコトン自分で考えてみようとするのではなく、すぐに聞いてしまうということになってしまうこともあります。漢字や単語、基本事項や約束事といった覚えていなければならないものが覚えられていないからできないことと、既知の知識や学習した事項を統合して考えることによって解決しなければできないこととを区別する必要があります。後者の場合は、人に頼らず自分で考え自分なりの結論を出してから他人の意見を聞くということが大切になってきます。
 覚えなければいけない事項は覚え切るまで反復練習をする、一つの問題を解決できるまで何時間かけても考える、こういった時間が取れるのが休日です。時間を有意義に使い、明日の早朝台風の進路や警報の有無を確認して登校の判断をして下さい。