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2週連続で台風が上陸

 台風19号は、今朝、九州の鹿児島県に上陸、その後高知県をぬけ大阪府に再上陸し東海地方を東寄りに進んでいます。2週連続での台風上陸です。10月に2つの台風が上陸するのは2004年以来10年ぶりです。しかも、10年前とほぼ同じような進路をとっています。この時は、台風の中心が通過したところから離れた豊岡市で円山川が氾濫し大きな災害が起こりました。台風本体の雨雲と秋雨前線が影響して大雨となり被害が大きくなりました。台風の中心が通過する近辺だけでなく広い地域で災害に対する対策と注意が必要になってきます。
 台風は地震や火山の噴火と違い進路の予測が可能です。今回の台風上陸あたって、多くの地域で避難勧告や避難準備情報が発令されました。また、TVやラジオなどを通じて詳細な台風情報も報道されています。祭日ということも関係したのかもしれませんが、公共交通機関であるJR西日本が、私鉄は通常通り運行しているなか、午後4時から京阪神地区すべての運転を取りやめるという対応をとりました。前日の12日の段階から予告しての全面運休という処置は初めてのことだそうです。
 台風は秋台風の特徴ともいえるように速度を早めながら進行しています。今回の19号は台風の前面の雨雲が大きく、通過後は急速に天気が回復するようです。しかし、大きな暴風域や強風域を持っています。通過後の風の吹き返しに警戒が必要とのことです。午後10時17分、宝塚市やその近辺では大雨・洪水警報は解除されていますが、暴風警報は発令中です。明日早朝の気象情報や交通機関の運行状況を確認のうえ登校の判断をして下さい。