中学学力推移調査を実施
きょうは中学1・2年生が学力推移調査を行いました。中学3年生は11月に研修旅行に行きますので、他学年が校外学習に出かけるあす、学校に残ってこの調査を実施することになっています。
この調査は4月とこの時期の2回、毎年中学で実施することにしています。中学1年生は入学時の学力や学習習慣が入学後どのように変化してきたか、他の学年は進級後の変化を学年という集団と各個人について調査することになります。全国調査ですから、校内だけでなく全国的な位置を知ることができます。また、毎年同時期に同じ種類のもので実施しますので、学年間の比較をすることもできます。平成20年の中学改革以降、前年度の学年を新しい学年が追い越すという、いわゆる右肩上がりの状態で推移してきているのがこの間の特徴といえます。発展・一貫の2コースとも入学してくる児童が変化してきている様子が表れています。
校内で実施する定期考査や実力考査、全国規模で行われるこのような調査や模試、どちらにも言えることですが、結果だけにこだわるのではなく、この間の学習に対する取り組みの反省・総括として、今後にどう活かすかということが大切になってきます。もちろん、生徒だけではありません。教科指導や学級指導にあたってきた先生の反省材料としても大切なデータになります。学習活動の評価は、生徒と共に指導にあたっている先生に対する評価でもあるからです。
現在学習していることをとことん掘り下げていく、そうすれば過去に学習したことの不十分だったところが明らかになると共に、以前理解できなかったところも理解できるようになります。「学び」に手遅れはありません。