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27年度大阪府公立高校募集人員発表

 大阪府教育委員会は来春の公立高校入試の募集人員を21日発表しました。少子化の影響で全日制の募集は、昨年より490人減の4万6590人となっています。
 府教委によりますと、平成27年3月の府内公立中学校卒業予定者数は7万5670人、計画進学率を93.9%として計算し、他府県への進学予定者数を引いて府内進学予定者数は6万8310人と推測しているようです。過日行われた「府公私立高校連絡協議会」では、私立が2万5324人を募集するとなっていますので、公立・私立合わせて府内進学予定者数より多い7万1914人(昨年比950人減)を募集することになります。
 府教委は、あわせて入学者選抜制度改善方針を発表しました。それによりますと、28年度以降の入試は、「後期入学者選抜の時期(3月)に原則一本化し、同一校内の学科間の複数志望を認める。学力検査は原則5教科とし、一般選抜において、国・数・英は基礎・標準・発展問題の3種類を作成。各高等学校は使用する問題を選択できる。なお、理・社は1種類を作成する。調査書は5段階絶対評価とし、評価対象学年を1〜3年に拡大。比率を1:1:3と3年生の比率を高める(経過措置あり)。学力検査と調査書の比率を5つのパターンから各校が選択できるようにする。活動/行動の記録欄を調査書に新設する。また、自己申告書(府教委がテーマを毎年提示する)を提出させ、選抜資料とする(ボーダーゾーン内の資料)」、などとしたものです。昨年度の学区撤廃に続き大きな変更となります。