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生徒会による挨拶運動

 後期生徒会役員が話し合いたいと校長室にやってきたのは、10月の末でした。ちょうど認証式から1ヶ月ほど経った頃でした。話し合いといっても、ある議題について意見を戦わせるというものではなく、生徒会執行部の生徒会活動に対する熱意と意欲を感じるものでした。私の方からは、生徒会活動が学校にとって大切なものであり期待していることや執行部の果たす役割の重要性など感じていることを話しました。いろいろなことに話が広がり、1時間ほど話し合いました。
 11月に入り、各クラスの学級委員で構成される自治委員会が招集されました。ここで、執行部の方から「挨拶運動の提案」があったと聞いています。これは私との話し合いの時に、生徒会長が「元気な挨拶ができる学校にしたい」と言っていた課題でした。翌日から生徒会執行部と自治委員が朝の挨拶運動をスタートさせました。気恥ずかしさや慣れないと知らない人には声をかけにくいようで、行動に移して初めて感じたこともいろいろあったようです。どんなことでも、これをすれば良いと思った者がみんなに提案し、賛同を得て実行に移す。この生徒会活動の基本を大切にして様々な課題に取り組んでくれれば良いと考えています。表面上に意見の違いや対立があっても、一歩踏み込んで理解が深まると同じ思いだったということもあります。こういった経験も積んでいくことになるでしょう。今回の踏み出した一歩は、小さなものかもしれませんが、今後の大きな一歩につながるものだと確信しています。生徒会執行部の活躍に期待しています。