高校体育大会
高らかなファンファーレの後、「東京オリンピックマーチ」にのって、選手が堂々の入場行進をしました。今日も演奏は吹奏楽部です。昨日の中学校の体育大会に続いて今日は高等学校の体育大会が開催されました。
51年前の東京オリンピックの開会式を思い出さずにはおれませんでした。私は中学2年生、学校のテレビでクラス全員で開会式を見ました。「世界中の青空を集めたような日本晴れ」、アナウンサーの高揚は今でも耳に残っています。
今日の天候もその時に負けないくらい素晴らしく、昨日今日と続いて晴れるとは雲雀丘学園はついています。中学校と同じように私からは「3つのお願い」をしました。特に高校3年生にとっては最後の体育大会、あえて「友垣」という言葉で、友情を深めてほしいと話しました。
競技はどれも見ごたえのあるもので、さすが高校生とうならせるものが数多くありました。クラス対抗リレーで優勝したチームの男子4名の走りは力強く、フォームもきれいで実に迫力のあるものでした。女子全員参加の「棒引き」は8回戦まで続き、両チームともチームプレーに徹し、土ほこりにまみえて必死に戦いました。
男子1500メートル走では優勝した選手の記録は4分41秒。最後まで走力は衰えませんでした。立派なものです。余談になりますがこの選手には賞状が贈られ、また頭上には月桂冠が輝きましたが、この月桂冠は生徒指導部長、大見先生の手作りです。いつも生徒に対し厳しく指導される先生ですが心は優しい先生です。
雲雀丘学園高校名物の「エンカレ」は感動ものです。よくも短期間の準備でこれほどのパフォーマンスができるものです。陰で必死になって、みんなで協力し合って取り組んだのでしょう。校長として生徒を自慢したいです。保護者の皆様にもお喜びいただけたものと思います。
特に高校3年生は来年に向けて、心を引き締めて新しいスタートです。今日の経験がきっと役立つものと思います。